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6月の産業保健セミナーの1コマ

●「職場復帰における留意点について」(メンタルヘルス対策研修会)11日開催

 
グループワークで事例検討

 

 
講演終了後も活発な質疑が行われました

 
 

 兵庫労働衛生推進協議会様(兵庫県内事業場の衛生管理者の集まり)との共催で、メンタルヘルス研修会をマークラ―神戸ビル兵庫労働基準連合会講習会場で開催しました。講師は、当センター特別相談員で、関西福祉科学大学准教授の長見まき子先生が担当しました。当日は、兵庫県内の事業場の産業医、保健師、衛生管理者等約60名が参加されました。


今回のテーマは「職場復帰における留意点について」で、「メンタルヘルス不調の特殊性」「失敗事例での検討」「メンタル事例の復職の留意点」「職場復帰支援の流れ」等について講演が進められました。
講演で、長見講師からいただいたアドバイス等は次のとおりです。

「メンタルヘルス不調の特殊性」では、

  • 診断書の病名から病因や予後を予測しにくい。
  • 心理的負荷への脆弱性が高まることや、再発・再燃の危険性がある。
  • 主治医等との連携の難しさ

等の問題があること。

「失敗事例で問題点を抽出」では、

事例を基に、何が問題かをグループワークにより抽出し4人の方が発表しました。

「メンタル事例の復職の留意点」では、

  • それぞれの職場でメンタル事例が発生した際に、「どうしようか」という対応ではだめ。どの職場で発生しても同じ対応ができるようにルール化することが重要である。ルールを作ることに尽きるといっても過言ではない。
  • ルール化に当たっては、厚生労働省が示している「職場復帰支援の手引き」がよくできているので参考にしていただきたい。
  • 必ずしも上司が診断についての正確な理解をしていない場合があるので、常勤産業医がいる場合は、本人→産業医→人事・労務、上司の流れがよい。
  • 休職期間中の傷病手当金など収入の面でどうなるかきちんと説明することが必要。そのことは治療経過にもよい効果がある。
  • 休職期間中の窓口は一本化すること
  • 復職に際しては、職場の側から主治医に職場の状況の情報提供をすることが必要。
  • 復職に当たっては、出勤開始1週間が重要である。最初の1週間がうまくいけば、1カ月、3カ月もうまくいく。そのためには、週半ばからのスタートがよい。
  • 復職後のフォローアップでは、面談は、申出によるとするならば、申出がないのが通常であるので、定期面談を設けることが必要。

講演終了後も活発な質疑が行われました。


当センターでは長見先生ご担当の「事例検討1(非定型うつ病の事例)」(8月30日(月)終了)、「事例検討2(職場のハラスメントによる事例)」(平成23年2月28日(月))のセミナーを開催します。

 

 

●「安全配慮義務違反を問われないために2」22日(火)開催

 
33名の方が参加されました

 

 
質問の時間=質問に答える角森講師
 

 

当センター角森特別相談員が講師を担当する「安全配慮義務違反を問われないために」シリーズの2回目のセミナーで、33名が参加されました。


今回は過労死に関する事案について、判例に基づいて具体的に事業者は何をしなければならないか、 また、過重労働について行政の求めている対策等について講演されました。最後に質問の時間が設けられ、活発な質疑が行われました。
 

【受講者の声】

  • 内容的にもう少し聞きたかったので、研修時間がやや短かった。


当センターでは、角森特別相談員担当の「パワハラ・セクハラをめぐる法的諸問題について」(10月19日(火)開催)、「職場巡視と基本的な労働衛生関係法令」(11月16日(火))のセミナーを開催します。


 

●「もう一度「産業医活動」を考える」(質疑応答、討論等)24日(木)開催

 
講師は矢野特別相談員 が担当。机の配置もゼ ミ形式にしました。
 

当センター特別相談員で、長年にわたって産業医、労働衛生コンサルタントとしてご活躍の矢野武先生が講師を担当しました。8人の方からお申込をいただき当日は看護職、衛生管理者、安全衛生ご担当の方5名の方が参加されました。


最初に、矢野講師から産業医制度の歴史、産業医の役割等についてのお話があり、その後参加者の方々が日頃、産業医活動についてのお考えやご意見をお話しいただきながら、矢野講師からアドバイスをいただきました。


矢野講師から、まとめとして「産業医が出務するのは月に1回程度ですから、意思疎通ができるようになるまでに時間がかかってしまいます。産業医が来たら積極的に相談をして意思疎通ができるようにしてください。」とのアドバイスをいただきました。


【受講者の声】

  • 日ごろなかなか尋ねられないことについて質問ができ有意義であった。


当センターでは、法律家から見た産業医活動について、あいおい法律事務所の藤原精吾弁護士による「産業医の役割と企業の健康配慮義務」のセミナーを7月6日(火)に開催します。
 

 

● 「(1)メタボリックシンドローム予防のための食事と(2)30代メタボ予備軍のための運動指導の方法(実技)」28日(月)開催

 
32名の方が参加されました。
 
 


参加者の方にも体操を体験して いただきました。
 


 

独立行政法人労働者健康福祉機構関西労災病院勤労者予防医療センターの増田潤子管理栄養士と高野賢一郎理学療法士が講師を担当しました。32名の方が参加されました。


増田講師からは、日常の食事調査法、調査結果に基づく食生活の改善についてわかりやすくご講演いただきました。


高野講師からは、運動指導の方法について、事務系職種についてのリセッティング体操を実際に参加者の方にもやっていただきながらわかりやすくご講演いただきました。

【受講者の声】 

  • 特定保健指導を毎日行っているが参考になった。
  • 実際に体を動かすことができて良かった。
  • 運動実技するには部屋が少し狭かった。

当センターでは、「(1)食事バランスガイドの使い方と(2)セルフエフィカシ―を高める運動指導のポイント(実技)」(9月1日(水)終了)のセミナーを開催します。

 

 

● 熱中症災害多発期に備えて熱中症のセミナーを開催しました


9日=熱中症・腰痛予防セミナー
 


16日=「作業環境実習シリーズ」
測定器の使用方法を説明する森中講師
 
 


16日=「作業環境実習シリーズ」
扇風機とライトによる模擬環境下での測定を体験

 



 


 

◎「熱中症・腰痛予防セミナー」9日(水)開催


これから熱中症災害の多発期を迎え、また兵庫労働局では6月を「腰痛予防推進月間」と定め集中的な取り組みを行っていることから、兵庫労働局主唱のもと、社団法人兵庫労働基準連合会、建設業労働災害防止協会兵庫県支部との共催により「熱中症・腰痛予防セミナー」をマークラ―神戸ビル兵庫労働基準連合会講習会場で開催しました。当日は約80名の方が参加されました。


兵庫労働局労働基準部井上労働衛生課長のご挨拶、武田労働衛生専門官から熱中症災害の災害発生状況等についてのご説明の後、独立行政法人労働者健康福祉機構大阪労災病院勤労者予防医療センターの久保田相談指導部長から熱中症対策について医学的な観点からのご講演を、同センター浅田主任理学療法士から腰痛予防対策についてのご講演をいただきました。

◎「危ないのは夏場だけ?暑熱環境の熱中症を防ぐには(実習)」16日(水)開催


熱中症について、当センター独自のセミナーも開催しました。当センター森中基幹相談員が講師を担当しました。森中講師の作業環境実習シリーズ(全8回)の3回目で今回は熱中症対策がテーマです。12名の方が参加されました。WBGT測定器を参加された受講者の方にも実際に使っていただきながら暑熱環境における温度の測定方法、対策等についてわかりやすく説明されました。


【受講者の声】

  • 何度受講しても復習として役立った。


森中講師の作業環境実習シリーズのセミナーは


▼9月15日(水)「あなたは大丈夫?有機溶剤の危険性と有害性」(終了)

▼10月20日(水)「職場のやっかいもの!騒音を低くするためには」
▼11月17日(水)「命を守る!酸素欠乏症を防ぐために必要なこと」
▼12月15日(水)「知っているようで知らない?防じんマスクの正しい使い方」
平成23年3月16日(水)「電気代のムダ!効果のない局所排気装置とは」


があります。
 

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